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こおりとうふ(豆腐百珍ノ五十八)

暑いよね〜。さっぱりしたもの食べたいね〜。

と思ったら、江戸のお知恵を拝借しましょ✨

天明2年5月に刊行された料理本『豆腐百珍』の五十八番に書かれているレシピからご紹介。

おとうふを寒天で固めて、黒蜜をかけるだけです。

これがシンプルでとても美味しいのです。

そして、醤油をかけても美味しいです。


ふつうの冷奴を、さらにつるっとした冷奴ですね。

簡単なので、江戸時代の暑さ対策に想いを馳せつつ夏休み中のお子さんと作ってみるのはいかがでしょう?


玲瓏(こおり)とうふ(4 人分)❂

  • 3 代続いた豆腐屋の絹 1丁

  • 水 500 ㎖

  • 粉寒天 4g

  • 白砂糖 大さじ 4

  • 黒蜜 大さじ 2


※黒蜜が無ければ 簡単に作れます \(^o^)/

【黒蜜】

  • 黒砂糖 大さじ 4

  • 白砂糖 大さじ 4

  • 水 100ml

全部を小鍋に入れて、中火でとろっとするまで煮立たせれば出来上がり。


「玲瓏(ろうれい)」とは、透き通って輝く様子のことです

《作り方》

  1. 3 代続いた豆腐屋の絹は、ペーパータオルで軽く水を拭く。

  2. 水500ml、粉寒天、白砂糖を鍋に入れ、泡立て器でよく混ぜながら中火にかける。 沸騰したら弱火にし、2分くらい泡立て器でかき混ぜたら火を止める。 (ゼライスと違い、よぉーく加熱しないと食感が悪いです) 粗熱が取れるくらいに冷ましておく。

  3. 3 代続いた豆腐屋の絹を小さめに切って(今回は16当分にカット) バットなど平らな容器に、間隔をとって均等に並べる。 (容器が足りなくなったら、つめすぎずにもう一つわけて)

  4. ③に寒天液をお玉ですくって、そっとタッパに入れる。 おとうふが隠れるくらいに入れるのがベスト。

  5. 常温である程度固まったら、冷蔵庫に入れて冷やす。

  6. おとうふごとにカットして、器に盛り、黒蜜ときな粉をかけてできあがり。




<1 人分の栄養>

  • エネルギー 203kcal

  • たんぱく質 4.4g

  • 脂質 2.6g

  • 炭水化物 0.3g

  • 食物繊維 4.8g


 

監修:山口典子 さん

管理栄養士・杏林予防医学研究所認定講師・エキスパートファスティングマイスター・アロマ音叉療法士

17年間老人病院に勤め、なんとか口から食べてもらいたいと頑張るも、皆胃ろうチューブにつながれて亡くなるのを見てピンピンコロリの予防医学を志す。人がいかに日々幸せに過ごせるには健康が不可欠と思い、健康マニアに。細胞がヨロコブような美味しい食事、香り、音を日々追及している。食べるの大好きファスティングマイスター。 今の関心事は腸と自分断捨離。お得と開運という言葉に弱い。 Facebook

何でも食べ過ぎは禁物です。バランスの良い食生活で毎日を楽しく(๑´ڡ`๑) !

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